■ Where ■ どこを登る? |
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富士山頂へ向かう登山道は、それぞれに特徴がある主要4コース。 | |
登山口へのアクセスやスケジュールにあわせてコースを選択しよう。 | |
■ 吉田口(よしだぐち)・河口湖口(かわぐちこぐち) | |
首都圏からのアクセスが便利で山小屋が充実 | |
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吉田口は、富士講の栄えた江戸時代から現代まで、富士山で最も歩かれているコース。 |
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夏のシーズン中には五合目への直通バスが運行されるなど、 首都圏からのアクセスの良さが魅力。 |
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コース起点は、富士スバルラインの五合目。 ここから河口湖口登山道を利用して六合目へ進み、 山麓から続く吉田口登山道に合流。 さらに本八合目で須走口登山道に合流して吉田口(須走口)頂上へと登る。 |
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七合目から八合目へは岩尾根を登る吉田口。 部分的に傾斜は強いが、道はよく整備されている。 |
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コース中には七合目、八合目を中心に山小屋が多く、収容規模も大きい。 |
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先シーズン(2007年)から山小屋の定員制が導入され、 ピーク時の混雑緩和が期待されている。 |
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■ 富士宮口(ふじのみやぐち) | |
太平洋を背に一直線に登る剣ヶ峰への最短コース | |
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富士山表口とも呼ばれる富士宮口は、富士山スカイラインの最高地点、 標高2400メートルの新五合目から直線的に登っていく富士山剣ヶ峰への最短コース。 |
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太平洋の海原を背にしてぐんぐんと高度を上げていくロケーションが爽快。 |
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下山は登ってきた道をそのまま下る。つまり、登り下りが同じなので迷いにくいコース。 |
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富士宮口新五合目へは、東海道新幹線・東名高速利用のアクセスが便利で、 東海・関西方面からの人気が高い。 |
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山小屋はおよそ標高200〜300メートルおきに位置し、前夜泊や1泊2日の スケジュールを組みやすい。 |
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■ 須走口(すばしりぐち) | |
緑の山腹、豪快な砂走り ロケーションの変化が魅力 | |
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須走口は富士山東口とも呼ばれ、ほぼ真東から山頂を目指すコース。 |
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六合目を超えるまで樹木の緑に包まれ、登山道沿いで高山植物も多く見られる。 |
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自然の豊かさと、富士山の東面を登るコースだけに、どの位置からでもご来光を すっきり望めるのが魅力。 |
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登山口の新五合目は標高2000メートル。富士宮口や吉田口に比べると 300〜400メートル低い位置からスタートするが、コース距離は富士宮口に次いで 2番目に短い。 |
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下山道には砂の斜面を一気に下る砂走りがあり、緑と花の多い登りに対して、 下りでは豪快さを味わえる。 |
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■ 御殿場口(ごてんばぐち) | |
富士山の雄大なスケールを実感するロングコース | |
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富士山の主要4コースの中で、御殿場口はコース距離、高低差、さらに ロケーションともに、そのスケールは群を抜く。 |
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登山口は標高1440メートルの新五合目、剣ヶ峰との標高差は実に2336メートル。 |
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体力はもとより、プランの組み方やペース配分など、初めての富士登山には ハードルが高いが、混雑知らずで富士山の雄大なスケールをじっくり堪能できるのが魅力。 |
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砂の広大な斜面を駆け下る豪快な大砂走りも御殿場口ならではのロケーション。 |
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標準的には七合目から七号九勺にかけての山小屋を利用し、1泊2日の工程で登る。 |
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■ お鉢めぐり | |
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富士山の山頂部分を一周することをお鉢巡り(おはちめぐり)といいます。 火口の直径は久須志神社から富士山測候所まで780m、 火口の深さは200m以上あります。歩行距離は3キロ。 平均的な脚力で1時間半ぐらいかかります。 なお、強風などの悪天候の場合は中止するべきであることは言うまでもありません。 なにせ、外側は崖、内側は火口。吹き飛ばされたらアウトです。 基本的には時計回りですが、馬の背という剣が峰への急斜面を 登らなくて良いということで左回りを選ぶ方もいます。 トイレは2カ所あります。 |
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